MC BASICS

MCメンバーの常識(ページ10)

礼儀その1

このページでは、MCメンバーとして行動する場合に必要となる常識について説明する。

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MCメンバーのバイクには、許可された場合を除き触れてはならない

こちらから許可を求めるのも失礼にあたる、これは日本でも同じ。海外では勝手に触るとボコボコになれるのは必至。

MCメンバーのカラーズには触れてはならない

これは世界共通。勝手に触るって事は抗争の開始。

ミーティングとは会議の事である。

日本ではミーティングとはイベントを指すが、本来はMCの定例会議の事。日本のイベントがミーティングって呼ばれるのも、元々はクラブの会議の後のパーティを模したものだから。

紹介

あなたの事を、誰かが他のMCメンバーに対して紹介してくれた場合、仮に紹介された内容に誤りがあっても、遮って訂正してはならない

紹介が終わった後で自己紹介を行う事で訂正できる。これはバイカーにかぎらず日常の常識。とくに酔っぱらいやジャンキーが紹介してくれる時って、「ブラザー、こいつは、えーっと、あれだ、◯☓▲□だ」ってなりやすい。日本の名前は難しいってね(笑)

自己紹介は本名で行い、続いてクラブ名、役職、ニックネームなどを述べること

まあ、日本ではなぜか本名を名乗らない人が多いけどねえ。

紹介を受けた場合、相手から握手を求められるまでこちらから握手を求めてはいけない

これも常識のはずだけど、日本人って相手かまわずにハンドシェイクだからね(笑)

もし握手を求められない場合、簡単にあいさつをしてその場を離れること。こちらからそれ以上関わらないこと

つまり、てめー気に入らねえんだよ。って事だからね(笑)日本でも同じ。しつこくしないこと。

相手にクラブの事など質問された場合に、答えて良いこと悪いことを考えておくこと

チャプターの人数や所在などは良いが、クラブ内の事やメンバーの詳細な情報については話してはいけない。答えられない(答えてはいけない)質問の場合、「役員に確認しておきます」とか「役員に聞いて下さい」などと答えて、角が立たないように断るようにする。
自身で判断できない場合は、かならず役員に確認する。


他のMCメンバーが既知の間柄の場合でも、むやみに馴れ馴れしく接しないで礼節をもって挨拶をする

これも常識でしょう、別の会社の社長が友達で、その会社のイベントに呼ばれた時に、平社員のあなたが入っていって、「おー、◯◯、なんだえらそーにしてるなあ、こんどまた一緒にキャバクラいこーぜ」なんて全社員の前で言ったら、失礼なのと同じ。あ、でもそんなヤツで結構いるんだよね(笑)

他のMCメンバーとの挨拶は、こちらのテリトリー内ではこちらから握手を求め、相手のテリトリー内では、相手が握手を求めてから行う

これも海外では常識でしょ。でも日本ではお辞儀で考えれば判る話、場をわきまえて相手を立てるってことです。


握手を求める場合、相手が役付きの場合は役付き側から、同格の場合はテリトリー側の役付きから、または上位クラブ側から。

前項と同じ。

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