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2013/07/21 無理やり追い越してきてぶつけられた事故の詳細

2013年7月21日(日曜日)の朝、野田市目吹の県道を、セブンイレブン芽吹大橋店から左折して出て芽吹大橋に向かって走りはじめた私(KURO : PRESIDENT)と、ROBINPAPA(SGT. AT ARMS)の2台(加害車両の後にさらにメンバー1名が走行)を、はみ出し禁止の黄線を無視して反対側車線を猛スピードで追い越した加害者のエスティマが、対向車を避けようとして私のバイクを追い越しきれずに、私の真横から加速しながら幅寄せするように斜め前方に突入。

加害車両の後部ドア中央辺りを私のハンドル右部のブレーキレバーにぶつけながらどんどん左に入ってきた結果、私はフロントブレーキをいっぱいに緩めた状態(レバーが前方に引っ張られた状態なので)でハンドルを左に無理やり切られる状態に。反射的に左手でハンドルを右に押し付け、なんとかバランスを保とうとした途端に、相手車両にブレーキレバーが刺さりマスター・シリンダーが付け根付近からむしり取られた状態になりました。この時のショックで左手と左肩を痛めました。

その直後、加速して行く加害車両の後部バンパーが、私のバイクのフロントフォーク付近に引っかかり、そのまま左から外れてバウンドして、私とバイクに当たって反対側車線まで飛びました。

私は車が抜けて行った直後、今度は右方向に大きくバイクが振られましたが、右手はブレーキと一緒に持っていかれて外れしまい、なんとか左手と体重移動で左右に振られながらも態勢を持ち直しました。

そのまま前方にブレーキングせずに走る加害車両に、メンバー全員がクラクションと大声をかけながら停止を要求、速度を下げたところで前方に回りこみ停車させました。

以下各画像はクリックで別ウインドウで拡大表示されます。

加害車両に刺さった私のバイクのブレーキユニット

写真は加害車両に刺さった私のフロントブレーキレバーとマスター・シリンダー。むしれるまでの幅寄せで後部ドア中心から、前方に進む加害車両に押し付けられて付いたブレーキレバーの跡が確認出来ます。また刺さった跡に続くマークはスロットルグリップエンドと私の手によるものです。

加害車両に刺さったブレーキレバーとマスター・シリンダー。

刺さったブレーキレバーとマスター・シリンダー。アクセルも押し付けられてコントロール出来ず、ブレーキも失われたこの状況で転倒しないように必至で頑張れたのには自分でもびっくりです。写真給油口のマークは私の手が当たったもの、給油口後部から続くマークはスロットルグリップエンドが押し付けられて付いた跡です。本当に、一瞬でバイクが左に弾き飛ばされそうになった時は心臓が止まるかと思いましたが、なんとかなったのは火事場の馬鹿力落ち着いて対処出来たためだと思っています。

穴の開いたマスター・シリンダー。

むしり取られたマスター・シリンダーは、タンク部分が縦にむしられたために穴が空き、そこからブレーキオイルが吹き出して私はオイルまみれに。

加害車両に刺さった時の穴。

これが刺さった穴。

バイクに引っかかって外れたリアバンパー

さらに私のバイクに引っ掛けて加速していったために外れた加害車両のバンパー部分。この写真でも状況の酷さがわかると思います。加害車両(エスティマ)の幅と車線の幅を見ても、完全に反対側車線に出て追い越し、運転席が私と並んだ位置から左に切り込んできてバイクををこすりながらこちら側の車線に入ってきた状況がわかると思います。

加害車両から外れて私に当たって反対側車線まで飛んだバンパー

外れて私とバイクに当たって反対側車線まで飛んだ加害車両のリアバンパー。道幅と、我々が出発したセブンイレブンとの距離関係がわかると思います。後続との隊列走行調整のために制限速度より遅めに走り出したのを、加害車両が一気にごぼう抜きを図ったための事故です。

加害者は事故を起こしてもなにが起きたのかを把握出来ていなかった様子でした。悪意は無いとしても、違法な追い越しを違法な速度で行ったために、あやうく命を奪うかもしれない事故を起こした訳で、安全運転の重要性が判る事故だと思います。

加害車両に刺さったブレーキレバーとマスター・シリンダー。

事故現場の写真、ここでの複数台追い越しはいかに無謀かが判るとおもいます。

警察到着時の状況

警察到着後の状況です。仲間が一緒にいてくれて助かりました。さて、怪我については地元まで送ってもらった直後に、休日診療当番の医院に行き診察を受けました。レントゲンで見ると強いショックを受けて左肩の関節部分に白い線が見える状態なのと、靭帯を痛めているとの事。

今後の問題は相手側の保険会社である「三井住友海上火災保険株式会社」が、どれだけ誠意を持って対応してくれるかを皆で見守りたいと思っています。最近は違法な走行によって引き起こされた今回のような明らかに被害側に責任も無く回避行動も不可能な事故でも、100%の過失をなかなか認めない、あるいは不当に低額な補償額を提示してくる損保会社が多いのは、ハーレーに乗っているバイカーなら皆さんご存知の通りです。

警察到着時の状況

クラブメンバーが居て助かった事故でした。これがもっと酷い状況だった場合、1人では救急車で運ばれた後、バイクも荷物も現場に放置されたままになり、結局は盗まれてしまう事になるのはなんども見聞きしていて明白でしたからね。

KURO

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